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自動車税の重課に関して

今年度、自動車税が届いて驚いた方もいると思う。初年度登録から13年を経過した車は15%の重課になった。私はこういうことをやっているので承知はしていたが、やはり届いて少し納得いかない気持ちになった。私の家にある車で重課になるのは1台。チェイサーが2.997Lなので、これまで51,000円であったのが、昨年から重課の対象になり56,100円。それが、今年は58,600円になったのだ。これは58,000円の3.5Lより高い。これは大半の排気量で起こっていて、2.0L以下の車でも2.5Lより高い税金を課せられることになった。

このことを知らなかった人も多いのではないか。特に国民に説明もないまま知らないうちに自動車税制はいじくられ、大きく報じられなかった重課アップ。しかし、さすがに1ランク上よりも高くなるというのはインパクトが大きかったようで、反対の運動も起こり始めている。この重課は軽自動車にも適用されるようになった。7,200円が12,900円という大幅アッブだ。国としては古い車は燃費悪く、環境負荷が高い前提としているが、本当のところ買い替え促進対策でしょう。だから、メーカーも取得税や重量税のことは言っても自動車税重課はあまり声を大にしない。消費税が8%になったことで、自動車取得税は軽が1%、登録車が2%引き下げられたが減税対象車の減少、自動車税の重課によっておそらく税収は増えている。消費税が10%も先送りされたので、取得税廃止も先の先になってしまった。

13年を超えた車に乗る理由は複数ある。単に古い車が好き。しかし、これにもいろいろあって普段の足として乗る人、ガレージに保管してたまに乗って楽しむ人。後者は燃費や排ガスが少々昔の基準で悪かろうが、走らないから環境負荷は少ないはず。また、現在の国民の懐事情を考えれば、子育て世代などは特に簡単に車なんて買い替えられない。さらに2000年以降の車って10年経っても古くならない。車の耐用年数や商品力が続く期間は昔よりずっと長い。距離も走っていなくても、まだまだ使えるモノでも、一律に古くなったという理由だけでたくさん税金を取る。そもそも13年って誰がどういう理由で決めたのか。根拠なんてないはずだ。15年や20年じゃダメなんだろう。税収がプラスにならない。

悲しいが、今の日本は裕福な人に恩恵が集まる世の中。古い車をささやかに大切に乗っている人から税金を取って、500万円ポンと出せるミライの購入者に200万円をプレゼント。この現状を変えるためには国民が立ち上がるしかない。そもそも、税金をたくさん取られるというのは脱税など悪いことをした時だけ。古い車に乗っている人は悪い人ということです。こんなことをされて怒らない方がおかしい。

重量税も古くなると重課になる。以前は1.5t未満は車検時に30,000円支払っていたのが、今は暫定税率が無くなり24,600円。でも、13年経過車は変わりなく30,000円のまま。こそこそうまいことやる。そして、これが17年経過すると37,800円。古い車が増えてきたので暫定税率を廃止しても増収になるから無くしてやろうということだ。どうやっても国は自動車ユーザーに負担を増やすことしか考えていない。

そもそも古い車に乗ることは悪いことなのか。そこから議論すべきこと。自動車は日本の基幹産業であり、文化にもなっている。古いものがどんどん潰されていくのは本当にもったいない。そうした意味でも、自動車ファンはこれからこうした納得の行かない増税にどんどん声を上げていくべきだと思う。決して税金を払わないと言っているのではない。適正なものを公平に納得できる形でやってもらわないと困る。

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