September 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

運転免許の細分化は急務

高齢者の交通事故は無視できない。ドライバーの意識の高まり、警察の取締り強化、安全性高い車の普及で交通事故は減少しているが、高齢者(65歳以上)が占める割合は増加。10年前の2倍である。こうした現実はまず私たちの自動車保険に反映されてきた。数年前から事故あり係数ができた。1事故につき3等級ダウンは同じながら、保険を使った場合、事故あり等級に移ってしまう。つまり同じ15等級でも14等級から上がった人と、18等級で使った人の保険料は全然違うのだ。AKBでいえば研究生に降格するようなもの。正規メンバーに戻るためには3年間も研究生を続けないといけない。

人間は老いていくものであり、それを防ぐことはできない。昔に比べて今の60歳は若い。でも、運転を見ていると、やはり衰えが見える。判断力や機敏な動作、あるいは肉体的な疲れ、当たり前のこと。責めることはできない。私だっていずれ老いる。60歳を過ぎても好きな車に乗り続けたい気持ちはあるが、きっと今のような運転はできないだろうと思っている。

これから日本は高齢化が本格的に進む。そんな中で自動車の事故には早めの対策が必要だ。特に高齢者の運転によって子どもや若い人が犠牲になることだけは絶対に避けなければならない。そういう意味で、75歳以上になったら赤い車しか乗れないなど、子どもが見てわかりやすい制度も必要だと主張させていただいた。一定の共感もいただいている。自動車同士だけでなく歩行者や自転車がすぐ高齢者とわかる対策も必要になってくる。

そしてこれもTwitterで書いたかもしれないが、運転免許細分化は急務だと思う。地方では自動車が無くてはならない存在。生活する上で必要なものである。だからこそ、乗れる乗れないという単純な話にできない。私は生活の足としてという意味で、消滅した軽自動車免許の復活はありだと思っている。また、自動ブレーキ・ふらつき警報・誤発進抑制制御・歩行者検知・オートマチックハイビームなどをセットにした「安全装置」を定義付けて、安全装置付限定免許といった仕組みも絶対取り入れるべきだと思う。これは国沢氏と同じく、私もレーザー式では不足だと思っている。50km/hまでなら追突回避できる性能を持ったものに限る必要がある。

この他にも75歳を過ぎたら高速道路の走行は難しいと行政がはっきり線を引くべき。そうすればそもそも高速を利用することが無くなるので逆走も減らせる。高速の入り口にETCとの通信機能を持たせれば、料金所までで侵入を阻止することもできる。80歳を過ぎたら長距離は無理と決めた方がいい。毎日の買い物のため、県内・市内・郡内といった地域限定免許にしたらいい。慣れた町ならOK。遠くに行く時は公共の交通機関を使ってもらう。このくらいやっていいと思う。その場合は、自動車税や重量税を多少減額してあげればいい。

私は車が好きだからこそ、痛ましい事故や犠牲者を出してはならないと思う。また、子育て世代として高齢者と若者が共存できる自動社会にしたい。子どもが犠牲になることだけは絶対あってはならないこと。自分もいつかは年寄りになる。その時には私はこの限定条件受け入れる。それでも乗れた方がいい。未来ある尊い命が失われる前に国は対策を急ぐべきだ。
pagetop