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スズキイグニスに触れた

スズキのモーターショーと言えば、アルトワークス一色。ただ、1月に発表される小型車「イグニス」と、2月に発表されるらしい「バレーノ」という1つの小型車も展示。しかし、あまりメディアでは取り扱われていない!! 確かに地味。

イグニスはソリオをベースとしたクロスオーバー。写真で見るとイマイチながら、実物はまぁまぁクロスオーバーらしく、今までにないポジション。ホンダがライバルより少し大きめなお得感で人気なら、スズキはソリオをはじめ、ライバルより少し小さいことに生きる道を生み出そうとしているかもしれない。

このイグニスもパッソとかマーチクラスという印象。搭載されるエンジンはソリオとまったく同じ1.2Lデュアルジェットエンジン+アシストモーターのマイルドハイブリッド。ハイブリッドといってもあくまでも補助で、基本的にガソリン車と考えていい。しかし、車両重量が850kg前後らしいので動力性能は十分であり、実用燃費もいいだろう。JC08モード目標値は28.0km/Lと言われている。たぶん普通に使って22.0km/Lくらい出ると思う。

インテリアは、メーターパネルが小型車らしいものになっていること、エアコンや各種スイッチ周りが目新しい。けれど、そんなに驚くようなものはない。シートは軽自動車のものよりはいいが、インパネの質感やドアトリムはアルトよりちょっといいレベル。

アルト以降のスズキの車の走りはとても洗練されたし、車体の軽さから来る軽快な走り、実用燃費の良さは折り紙付ではあるものの、個人的にはハスラーほど、明らかに売れそうという雰囲気は感じず。もう少しインテリアなどはハスラーのような遊び心があればよかったが、日本のために作る軽と、海外市場も考えないといけない小型車では、その辺のデザインは違ってくるのかもしれない。

この車が売れるかどうかは価格次第。少なくともスイフトより安くないといけない。軽自動車のハスラーと同等が理想である。スイフトやソリオが堅実に売れているとはいえ、まだまだスズキの小型車を買うという選択肢を持っているユーザーは少ない。もしも、量販グレードの「ハイブリッドMX」が130万円くらいで、デュアルカメラブレーキサポート、ナビを付けて160万円以下で買えるなら、軽自動車を購入しに来たユーザーにもオススメできる。だが、180万円くらいになってくると厳しい。私だって買おうと思わない。

ただ、エスクードもそうだが、スズキはリヤビューがダサい。スズキの課題はリヤビューのデザインだと思う。SX4・エスクード・バレーノと違って、イグニスは国内生産と思われるので、そこそこ売りたいはず。車の割りに安いと思える値付けにしてくると思う。もし、110万円台からの価格設定なら十分競争力があると思う。
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