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自動運転解禁!! 責任はドライバーにあると思う

テスラの自動運転機能が日本でもOKとなった。海外では昨年から認可が下りていたようだが、自動運転でも先頭を走ろう!!という安倍内閣の後押しもあったのだろう。日本の行政にしては早い認可だったと思う。自動運転の時代が来る!!と言われてもイマイチ私はわからなかった。想像の中でしか考えられなかったからである。テスラが出してくれたことでリアルなものとして考えられるから、これは大きな歴史的一歩。体験していないけれど、操作方法とか様子を見るだけでも、言葉より数段わかることがある。

最初にほお!!と思ったのは車線変更をウインカーのようなレバーで操作していること。目的地をセットすると、周囲の状況に合わせて時には車線変更もしながら自動的に到着するというレベルまでは到達していないようだ。ここだけを取り上げれば自分でやった方がいい。しかし、どうしても映像を見ていると不安感が拭えない。初心者の息子に運転させるくらいならワシが運転した方がいいという父親のような気持ちになりそうだ。テスラのような新興メーカーは別として、多くの自動車メーカーは自動運転をドライバー支援の技術と位置づけている。それは大いに賛成。

なぜなら何もしなくていいってほどつらいことない。安全なものとして確立されていて、もはやドライバーは寝ていてもいい。運転席にいなくたってOKレベルくらいになればいいが、今のところハンドルをすぐに握れるような状態でないといけない。つまり、映画なんかを見ながら時間を潰すわけにもいかないし、スマートフォンをいじることだってできない。その体勢を維持するのだって肉体的に疲れるし、座って車がちゃんと走っているか監視し続けるって本当にラクか? ハンドル握ってた方がよほど疲れない。何か作業していない時の時間ってすごく長いもの。私なら車に乗るのがイヤになるに違いない。車が好きでない人だって、それは同じだと思う。

自動車はドライバーが主役というカタチはしばらく変わらない。人間のミスや見落としをカバーしてくれる技術として進化していく。技術的には完全自動運転に近いものが可能になっても、ドライバーが待機していなければならないのなら、人間がそれを求めない気がする。私としてはペダルから解放されて、ハンドル操作だけやればいいって時代が来れば十分。考え方は人それぞれだろう。もちろん、30年後には全然違う世界が見えるかもしれないが、向こう10〜15年はそういう方向で進むと思っている。

自動運転の話になると、必ず出て来るのが責任の所在。でも、これって迷うことなくドライバーにあると私は思う。世の中で自動化されている乗り物はある。例えば、飛行機や新幹線。船舶にも自動操縦モードがあるそうだ。大事なところは人間がやって、あとは自動モードで人間が監視役になる例は乗り物以外にもいくらでもある。けれど、その間に何かトラブルや事故があった場合、操作していた人の責任が免除されるなんてありえない。自動車だけが別に考えられる意味がよくわからない。もちろん、そうしたものよりも敷居が低く、誰でも使っているものだからという理由があるだろうが、たとえ自動車に不具合やプログラムミスがあったことが原因で事故が起こったとしても、ドライバーの責任は免れるものではない。ドライバーの保険で賠償するべきと思う。難しく考えることはない。もし、車に不具合や開発上のミスがあったのならば、ドライバーがメーカーを訴えるだけのこと。その辺りの事故分析・解析専門の第三者機関のようなもの。ドライバーがメーカーに責任を問いやすくするような制度。こうしたものも含めた法整備が必要だと思う。
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