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案外普通だった新型ソリオ



新型スズキソリオの情報が解禁。こちらの画像は私が許可を得てスキャンしたもの。転載ではありません。スズキのお店も堂々と載せているので、そのままティザーリーフレット掲載します!!

今度のソリオどうだろう。私は「うーん普通!!」が第一印象。似た声は多く聞こえる。みなさんアルトのイメージ強すぎか。よく考えれば、スズキの実用車(ワゴンR・スペーシア等)って普通な形が多い。おそらくソリオはスズキ自身も想定より売れたと思っているはず。幅が狭かったのでパレットSWの小型車バージョンに見えてしまう面があり、それが災いするか、逆に評価されるかというところだったが、結果は後者。最後まで月間2,500〜3,000台という安定した販売。よく売れたと思う。

そこで新型も5ナンバーいっぱい幅を取った小型車と軽の中間的な存在という立ち位置を踏襲。全長・全幅ともに現行と同じらしい。その代わりルーフを2cm低く、ホイールベースを伸ばして、現行よりバランスいいスタイリングになった。居住性も損なっていないだろう。しかし、どっかで見たようなデザインに見える。ミニバン・軽自動車ではこういう2通りのラインナップをするのは一般的であるが。

新型ソリオは次世代軽量プラットフォーム第2弾を初採用。アルトで驚きの軽量化を実現したスズキ。今回現行ワゴンR以降のスズキグリーンテクノロジーと軽量化を1から展開した初めての小型車となる結果、現行より100〜120kg軽量になり、販売メインのマイルドハイブリッド車で950kg。4WDでも990kgとすべて1t未満。この重量はパレットSWターボ車より20kg軽い!! エンジンは新開発K12C型を搭載。細かくは不明ながら、新型アルト以降のR06A型同様、さらなる高効率化・軽量化が実施されていると思う。これに軽でおなじみ「S-エネチャージ」が組み合わされる。モーターアシストはスペーシアと同じ最大30秒間。今回は軽自動車ではないので、スズキもようやくこのシステムを「ハイブリッド」と大々的に謳う。燃費はFFで27.8km/L。ストロングハイブリッドのアクアやフィットと比較すると見劣りするも、価格的にはガソリン車に近い。そちらと比較すればパッソの27.6km/Lを超え最高となった。

さらに、スズキは新型ソリオにモーターだけでも走行できるストロングハイブリッド仕様を追加するという。概要はわからないが、発売は1年以内。マイルドじゃないと言うからにはホンダのIMA的なものではないと考えられ、薄型モーターをCVTに挟むようなシステムになるのではないかと予想する。私の価格予想は税込185万円〜。マイルドハイブリッド「MX」(最多量販グレードになると思う)が税込169万円。+15万円程度のところで出してくるのではないかということ。スズキは謙虚な会社でハイブリッドといえどトヨタと同じ価格で売れるとは絶対考えていないから、シエンタハイブリッドとあまり差が感じられない価格設定(200万円オーバー)はありえないと思う。もし、185万円くらいなら高性能な自動ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」と「全方位モニター付ナビゲーション」を付けても200万円ちょっとで買える。これならインパクトある。なぜなら、シエンタに今時欲しい装備をオプションしてナビや自動ブレーキを付けていくと300万円になってしまう。ポルテだって250万円くらいになる上、自動ブレーキの設定なし。

ソリオはこのストロングハイブリッドモデルの追加でようやく本格的な勝負ということになると思う。個人的にはこれが出るまで待ちだと思っている。でも、マイルドハイブリッド仕様も割安感はあり、実用燃費も20km/Lは出るだろうから、町乗り中心の人には、ストロングハイブリッドまでは必要ない。

スカイラインよりスポーティなマキシマを日本に!!



現行ティアナが早々にテコ入れされるという。もっとアグレッシヴなデザインを採用するというから、個人的にはだったらマキシマを日本に投入してはどうかと思う。

今のティアナの低迷は、個人的に需要の変化だけでないと思う。これまでティアナは一応高級車としての成り立ちを持った車だった。海外で販売される時もベースを同じくするアルティマとは異なった1ランク上の車として販売されていた。しかし、やたらと車種を増やしては統合という日産の迷走に、今回はアメリカが主力のアルティマが、ほぼそのままティアナとして販売された。かなり売れている車だが高級を売りにする車ではない。その差は特に内装に現れていると思う。ずいぶん今までの車より質素だ。また、合理化・燃費などの理由で4気筒エンジンとなってしまったのも残念なところである。

そこでどうせならティアナよりマキシマを国内投入して欲しいという話になる。現在のマキシマはフェアレディZのセダンをイメージしたデザインらしい。スポーツセダンという感じがする。素直にかっこいい!!。日産らしさが感じられる。そして今回の新型も非常に迫力のあるモデルとなっている。私にはもしもスカイラインが路線を変更しなかったら、こんなふうになっていったのではないかと思える。確かにボディサイズが大きい。でも、もはや万人ウケしても仕方ない。大きかろうが欲しい人は買う。やめる人の方が少ない。そもそもこんなセダンを今時買いたい人は珍しい存在なのだ。少々のことで諦めたりしない。かっこいいセダンが無くなった今、そうした人々は海外勢に流れている。あのマークXだって今では月間1,000台も売れない。保守的なセダンはクラウンだけあればいいのだ。

スカイラインも高級路線に行ってしまった。日産らしいセダンはマキシマで表現できる。暴力的で荒々しいイメージのセダン。雰囲気的には大排気量V6が欲しいが、日本向けにはMR16DDTエンジンがあってもおもしろいと思う。とはいえ、マキシマを投入したところで販売が伸びるとは思わない。でも、減るとも思わない。だったら、かっこいい方がいいじゃないか。レクサスESもそうだが、海外ばかりかっこいいセダンを入れて、日本には微妙な車しか入れないというのは大いに不満である。私はセダンはもうサイズから解き放たれていいと思う。世界で売れる車を日本でも売ればいい。日本向けの車はミニパンを中心にたくさんあるのだから。

自動車税の重課に関して

今年度、自動車税が届いて驚いた方もいると思う。初年度登録から13年を経過した車は15%の重課になった。私はこういうことをやっているので承知はしていたが、やはり届いて少し納得いかない気持ちになった。私の家にある車で重課になるのは1台。チェイサーが2.997Lなので、これまで51,000円であったのが、昨年から重課の対象になり56,100円。それが、今年は58,600円になったのだ。これは58,000円の3.5Lより高い。これは大半の排気量で起こっていて、2.0L以下の車でも2.5Lより高い税金を課せられることになった。

このことを知らなかった人も多いのではないか。特に国民に説明もないまま知らないうちに自動車税制はいじくられ、大きく報じられなかった重課アップ。しかし、さすがに1ランク上よりも高くなるというのはインパクトが大きかったようで、反対の運動も起こり始めている。この重課は軽自動車にも適用されるようになった。7,200円が12,900円という大幅アッブだ。国としては古い車は燃費悪く、環境負荷が高い前提としているが、本当のところ買い替え促進対策でしょう。だから、メーカーも取得税や重量税のことは言っても自動車税重課はあまり声を大にしない。消費税が8%になったことで、自動車取得税は軽が1%、登録車が2%引き下げられたが減税対象車の減少、自動車税の重課によっておそらく税収は増えている。消費税が10%も先送りされたので、取得税廃止も先の先になってしまった。

13年を超えた車に乗る理由は複数ある。単に古い車が好き。しかし、これにもいろいろあって普段の足として乗る人、ガレージに保管してたまに乗って楽しむ人。後者は燃費や排ガスが少々昔の基準で悪かろうが、走らないから環境負荷は少ないはず。また、現在の国民の懐事情を考えれば、子育て世代などは特に簡単に車なんて買い替えられない。さらに2000年以降の車って10年経っても古くならない。車の耐用年数や商品力が続く期間は昔よりずっと長い。距離も走っていなくても、まだまだ使えるモノでも、一律に古くなったという理由だけでたくさん税金を取る。そもそも13年って誰がどういう理由で決めたのか。根拠なんてないはずだ。15年や20年じゃダメなんだろう。税収がプラスにならない。

悲しいが、今の日本は裕福な人に恩恵が集まる世の中。古い車をささやかに大切に乗っている人から税金を取って、500万円ポンと出せるミライの購入者に200万円をプレゼント。この現状を変えるためには国民が立ち上がるしかない。そもそも、税金をたくさん取られるというのは脱税など悪いことをした時だけ。古い車に乗っている人は悪い人ということです。こんなことをされて怒らない方がおかしい。

重量税も古くなると重課になる。以前は1.5t未満は車検時に30,000円支払っていたのが、今は暫定税率が無くなり24,600円。でも、13年経過車は変わりなく30,000円のまま。こそこそうまいことやる。そして、これが17年経過すると37,800円。古い車が増えてきたので暫定税率を廃止しても増収になるから無くしてやろうということだ。どうやっても国は自動車ユーザーに負担を増やすことしか考えていない。

そもそも古い車に乗ることは悪いことなのか。そこから議論すべきこと。自動車は日本の基幹産業であり、文化にもなっている。古いものがどんどん潰されていくのは本当にもったいない。そうした意味でも、自動車ファンはこれからこうした納得の行かない増税にどんどん声を上げていくべきだと思う。決して税金を払わないと言っているのではない。適正なものを公平に納得できる形でやってもらわないと困る。

日産シーマがけっこう好き



日産シーマが発売されて3年。販売台数は約3,500台くらい。成功と言い難いが、フーガのバリエーションの1つと考えれば悪くはない。シーマは初代があまりにも輝かしすぎた。子孫が苦労した車である。もちろん時代にも翻弄された。シーマの歴史を紐解けば、日産迷走の歴史がわかる。そんな気がする。

約2年の空白期間が置かれ、日産が新型シーマを企画しているニュースが飛び込んだ頃、雑誌もいろいろな予測をして楽しんだ。しかし、5代目となるこのシーマが、ほとんどフーガハイブリッドのロングホイールベース仕様であることがわかった時、落胆の声も聞かれた。

ちょうどその頃、中国ではロングホイールベースが流行しているというニュース。当然シーマも中国を視野に作ったフーガロングを国内で売る企画であり、やっぱり中国のおまけなのね。そんな気持ちも重なって私自身がっかりしたのだが、3年経って改めて考えてみると、このシーマけっこう好きなのだ。

日産にはプレジデントという車もあったが、ドライバーズセダンとしてはシーマが日産のフラッグシップ。高級車としてブランドも浸透している。限られた台数しか見込めない中で、どうやったらシーマにふさわしい車ができるのか。それを真剣に考えた車だと思う。私はこの車が登場したとき、開発担当者の話を聞いた。彼がシーマに熱い思いを持っていることが伝わった。なんとなくこの人が作った車ならいいかもしれないという思いを持った。人間意外と単純である。でも、そういう思いが伝わってくる開発者が少なくなっているのも事実だ。

もともとシーマはセドリック・グロリアの上位モデル。基本的に同じようなもの。たまたま異なるボデーを与えたら時代の後押しあって爆発的に売れただけ。今回のシーマはそういう意味では企画自体原点に戻った。フーガというベース車両をしっかり磨いて1ランク、2ランク上の商品に仕立て直そうというやり方である。それは塗装の水研ぎ、インフィニティブランドより厳しい品質チェック、25kmにも及ぶ手厚い走行テストの上で出荷など、最後のプレジデントのような情けないモデルに比べれば、ずっと時間も手間もかかった高級車だと思う。せめて、V8エンジンでも選べればカッコがついたかもしれないが、ハイブリッド1本というのも時代の流れに合っていると思うし、それ以上を望むのは酷かもしれない。

顔つきもエレガント。日本の高級車らしい。フーガと違う車に見えてしまう。だから、私はこの車にショートホイールベースが欲しいと思う。それはフーガという声もあるかもしれないが、シーマを選ぶ人はその品質とブランドにお金を支払うだろうから、競合はしないと思う。その上、プレジデントにJSというQ45まがいのショートを出したメーカーだから、今さら別にいいだろう。シーマという車が欲しいけれどロングボディは必要ない人もけっこういる。日本で使うにはちょっと大きい。そうなると、日産としてはフーガを続ける意義があるのかという話になってくる。フーガはセドリック・グロリアのユーザーを失った。日産の高級セダン販売を1/10にしてしまった失敗作だ。高級品にブランドは大切なのだ。スカイラインがここまで上級化してきた今、フーガの存在意義もなくなったと思う。次のモデルからはスカイラインとシーマの2本で勝負するのがいいと思う。

新型ラパン 最速レポート



新しいラパンがデビューした。今回のラパンは以前お伝えしたように、企画・デザイン・開発が女性主体で行われた。キーワードは「男性厳禁」。開発にあたっては男は口を挟まないのが決まりだったという。

新型は丸目のライトのみ。外観は見ての通り今までよりも男性は乗りにくい雰囲気になった・・・。ただ、アルトが男っぽいデザインになったので、ラパンは思い切れた。セールスポイントは室内で「自分の部屋」がコンセプト。インパネはテーブルをイメージ。「S」以上のグレードは明るい木目でおしゃれなカフェにいるような気分に。こういう木目の使い方は今までなかった。素直に感心。なお「L」以下のグレードは木目ではなく濃い茶色のテーブルになる。

用意されるグレードは4タイプ。エントリーモデルの「G」は998,000円(税別)。先代の「G」4AT車と同じ価格。それでいてESP・レーダーブレーキサポート・シートリフター・チルトステアリング・IRカット機能付フロントガラスが追加されているから、実質値下げされている。ただ、トランスミッションが5AGSとなる。「L」は+115,000円(税別)。副変速機構付CVT・アイドリングストップ・エネチャージなどに加えて、電動格納式ミラー、プレミアムUVカット&IRカットフロントドアガラス、運転席シートヒーターなどが付いている。上位グレードの「S」は+77,000円(税別)。ディスチャージヘッドライト・オートライト・リヤワイパー・本革巻ステアリングなど追加。価格差分の装備はある。エクステリアもAピラーとBピラーがブラックアウト化されていて、2トーンカラー仕様も選べる。最上級「X」は+97,000円(税別)でナノイー搭載フルオートエアコン、アルミホイール、ターンランプ付ドアミラー、6スピーカーなど付く。これはちょっと高いかなという印象。ただし、ボディカラーによって3色のシートカラーが選べるようになっているから女心を掴むかもしれない。新型は飛びぬけてお得なモデルはないが、どれもそこそこ。予算に応じて選べばいい。売れ筋は「S」か「L」になるだろう。5AGSが許容できるなら「G」が内容の割りに安いと思う。

室内の質感はアルトと比較すれば数段いい。似たような装備同士で比較するとアルトより20万円くらい高くなる。内外装の質感や静粛性にお金をかけていて当然だ。アルト「X」に乗っている私も気になっていた車だが、同等以上の装備を求めると「X」を選択せざるをえず、そうなるとアルトターボRSより高い。この3台で悩む人は想定していないだろうが、いいなと思った点がある。それがドライビングポジションなのであった。

新型アルトは性別問わないデザインで男も乗れる点はいいのだが、ドライビングポジションに関してはあまり男性を重視していない。小柄な年配女性。ステアリングを抱きかかえるような乗り方をする人を考慮している。そのため、ペダルに合わせるとステアリングが遠く、ステアリングに合わせるとペダルが近すぎる。シートリフターがあっても高い方向ばかりで、大して低くならない。私の体型では好ましいところが見つからない。先代はそんなことなかったのに、ここが私の一番の不満点である。テレスコピックが必須。でも、新型ラパンは身長が160以上の今どきの女性も乗ることを考えている。シートもけっこう下がる。男性が乗ってもドライビングポジションがいいところに設定できるし、よりセダン感覚で乗れるのだ。内外装は別としてこの点はすごくうらやましいところである。ぜひ角目で内装はダークグレー。バーカウンターのような赤木目調テーブルというような男向けラパンが欲しい!!

早速試乗させてもらったが、これはほとんどアルトそのもの。まさにアルトのラパン。もっとキャラクターを変えているかと思ったが、意外なほど同じ。違うとすれば静かさくらいだ。先代よりも120kgも軽量になっているから、走りはHE22Sと比べたら大幅進化。燃費も大幅進化。買い替える人は大満足するだろう。しかし、アルトユーザーが悔しがる点はあまりない。乗り心地はアルトの廉価モデルよりは1段いいが、スタビライザー付で15インチタイヤ用のショックを採用している「X」の足回りと比較すると質感には違いないと思う。もしかしたら同じショック? と思うほど。ただ、14インチタイヤなので少しだけマイルドに感じられる。性能は重量からして同じ。ただ、アルトの上位グレードと違って、全車スタビライザーが付いていない。これくらい付けてくれと思うが、乗っている間は気になることなく、しっかりとした走り味であった。ただ、山坂道では15インチまで履いているアルトの方がしっかりとした走りを見せるだろう。

新型ラパンは内外装など女性視点の魅力、女性ウケ。そんなところがクローズアップされそうだが、近年のスズキの軽と共通して走る・曲がる・止まるというところ、走りの軽快さ、しっかり感、実用燃費の良さなど、車としての基本がしっかりとしているから安心して女性に薦められる。とてもいいことだと思う。ミラココアと迷っている人がいたら、ぜひ一度乗ってみて欲しいと思う。
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