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いいぞ!! トヨタC-HR

コンセプトモデルは度々登場。プリウスベースのSUVが出るぞと言われ続けて、そろそろ3年くらいになる気がするが、ようやくその姿を現してくれたのが、ほぼ市販版「C-HR」。

なんだかとても存在感のあるスタイリングだが、サイズは意外と小さくて、全長は4,350mm。幅は日本ではちょっとワイドすぎる1,795mmとなっている。とはいえ、このサイズ。SUV販売で独走中のホンダヴェゼルとほぼ同じ。まさかストリーム VS ウィッシュの再来? そんなことも頭を過ぎる。近年トヨタはコピー商品のようなものを出してくることは少ない。純粋にいい車を作ろうという意気込みは感じる。パクリというような議論にあけくれた若い頃もあったが、今は私自身そんなことに興味がない。ただ、新しい選択肢が増えることを歓迎する。この車もトヨタの解釈があると思うし、世界中でもっとも売れ筋のジャンルでもある。

この車のパワートレインは3つ用意されるらしい。メインはプリウスと同じ1.8Lハイブリッド。これにE-Fourタイプもあるという。ただ、この車はプリウスのようにハイブリッド専用車ではない模様。オーリスに搭載された1.2L直噴ターボ仕様も設定される見込みで、こちらも日本に導入される可能性が高い。こちらもAWDがあるらしい。そして、国内導入は微妙だが、2.0Lの普通の4気筒バルブマチックもあるらしい。こちらはFFのみ。低価格担当になるのだろう。私は日本にもあっていいと思う。

現在、我が家ではプリウスの購入も検討しているが、この車も大アリという気がしている。おそらくヴェゼルと対抗するために価格設定は似たようなところになると予想。つまり、ハイブリッドのメインモデルで250万円前後。プリウスと同等とも言える。ガソリンターボがどうなるかわからないが、オーリスがけっこう高いことを考えると、価格面ではあまり差がないかもしれない。となると、ヴェゼルのガソリンタイプに対抗するのは、2.0Lという可能性もある。

なかなか悩ましいところで、価格差がけっこうあるのなら、それほど距離も走らなくなったことを考えると、2.0Lでいいと思ってしまう。日々のガソリン代は増えるが、価格差分ほど得はしないと予想されるためだ。雪深い地域ではないから、FFで充分。トヨタセーフティセンスPが付いていればそれでいい。ただ、ガレージがかなり厳しい。チェイサーとプリウスが並んでいても、狭いというのに、さらに5cmも広くなってしまうと助手席側から乗り込むことはできなくなりそうだ。車庫入れも多少心配。土地は十分にあるのに、カーポートが小さいものだから、まったく困ってしまう。急いだこともない。車検が来たら手放して様子を見ればいいから、この車も真剣に検討したいと考えている。

アルトと過ごした1年を振り返る

昨年発売前に注文し、ものすごく気に入っていた私のアルト。今月末に手放すこととなった。決してアルトが良くなかったというようなマイナスの理由での乗り替えではない。このことははっきりと強調したい。できるならこのまま乗っていたいと今も思っている。

ただ、あれだけアルトを毎日のようにベタ褒めしておきながら、1年でやめるとは無責任な感じがして、ものすごく申し訳なく思っているのも事実。やむをえない事情があり、もう少し背が高くてラゲッジの広いクルマが必要になってしまったのだ。理由はTwitterにも書いたので割愛するも、実はその直前にアルトターボRSの下取りがありそうで、見に行く!! 買うかも!! とスズキの営業さんにお話していた矢先。いろいろ思い描いていた夢は消えてしまった。

結局、四角くて広さもあって、ラゲッジの汚れにも強いということで、ハスラーGグレードの中古車を契約。S-エネチャージが出た時に使われた試乗車アップ。新車も考えるも、考え出したらキリがない。改めてカタログ見たらハスラーの価格は絶妙。「G」が基本になるものの、2トーンカラーかディスチャージか考え出したら止まらない。ちょっと足して「Gターボ」。だったら装備を取って「X」か。ここまで出すなら「J STYLE II」。欲はとめどない。冷静になれば「G」だって十分以上。あるものに乗る。納得の上、決めてきた。ただ、S-エネチャージ付は幸いなこと。タイミングが良かった。

今日は私のアルトとの1年を振り返りたい。

納車されてから1年で15,000kmオーバー。アルトエコは2年で2万キロだったので50%増となった。チェイサーの出番が圧倒的に無い1年。休日のお出かけもアルトだった。軽だから普通車より疲れるのは間違いない。けれど、運転するのが楽しみ。ここがアルトエコと決定的な違い。エコは実用車として素晴らしかったが、節約する以外の理由で乗りたいとはあまり思わなかった。でも、新型アルトは乗りたくなる車。一番遠くだとかつて住んでいた奈良県までチャレンジした。さすがにこれはけっこうつらく、もうないなと思ったものの、神戸くらいまでだったら全然OK。高速を走ってもスタビリティもよく、まったく不安感なし。シートが格段に良くなったので、遠出する気になる。アルトエコが山陰地区の移動専用に対して、新型は中国地方全域までOKというイメージ。そのくらい良くなった。これならリッターカーはいらないと思った。

ただ、最初から今まで気に入らないところもある。メインユーザーである年配女性をターゲットにしすぎたため、ドライビングポジションが合わなかった。ステアリングに合わせるとペダルが近い。ペダルに合わせるとステアリングが遠すぎる。これが極端。どうにもならない。背の低い人じゃないと合わないのだ。「X」にはチルトステアリング、シートリフター付いていたが、ありとあらゆるポジションを試したものの、結局許容範囲にならなかった。先代アルトはそんなことはなかった。どうしてこうなったのかと思う。そして、もうひとつが遮音性。びっくりするほどの軽量化で致し方ないが、エンジン音は先代の方がだいぶ静か。うるさくてたまらないということはないものの、音楽を聞く気にならず、ラジオばっかり聴くようになった。ハスラーがいいなと思ったのは、ワゴンRと比べても静かだったこと。静かさに少し飢えていたかもしれない。

良かったことは書ききれない。今までたくさん書いてきたから改めて書くこともないと思う。1年間乗って感覚的には燃費は横ばい。私が乗っていたアルトエコはカタログ上では33.0km/L。新型は37.0km/Lだが、体感的に変わった気はしなかった。燃料タンクの容量が増えたので同じような比較ができないのもあるし、そもそも元々良すぎて少々良くなったところでわからない。街乗り平均は気候の良い時なら27〜8。夏場は24〜25。冬は20〜22という感じ。真冬の燃費はたぶんアルトエコと大差なし。けれど、その他の季節では1.5km/Lくらいは良くなっていると思う。もちろん、一般道を遠出すれば平気で30を超える。

最後にアルトのリセールバリューは一般的ながら「X」はけっこう厳しかった。新車価格が113万円。確かに一般論で考えたらワゴンRにする。前のアルトエコは元々価格が安かったため、下取りいいなぁと思ったが、今回は少しがっかり。需要期のためなんとか希望の最低ラインにはしてもらったものの、本音を言えばもう少しあると思っていた。ただ、1年と2年の差は大きい。車は1年で一気に下落して、そこからはゆるやかに落ちていく。軽なら顕著。普通は1年で変えたりしないので、何を買ったって大損でございます。けれど、もしもこれからアルトを買う人には、「X」の魅力は十分にあると伝えたい。そもそもターボは必要ない。そのくらい満足の行く走りだし、装備充実で15インチ+スタビライザー付の足回りは本当にいい。3〜5年乗るなら十分元が取れる。ただ、とにかく距離を走る人や新し物好きの人で買い替えサイクルが早い人などは、ベーシックな「L」か、もうちょっと足して「ターボRS」にした方がいいかもしれない。特にターボかワークスは3年〜5年経ってもけっこうなお値段で販売されることだろう。そういう意味ではデビューから2年経っても100万円切る車体がほとんどないハスラー。今度は安心して乗れるかもしれない。

ラパンが失敗

新型ラパンの販売が大苦戦。昨年の販売台数35,905台。2014年から15%も減らしてしまった。フルモデルチェンジは6月。先代と新型の販売期間は半々。軽に厳しい1年だったことを差し引いても情けないスタートと言っていい。

<女性が開発に参画>

今回のモデルで明らかになった。ラパンユーザーの9割が女性。ほとんど女性しか買わないのだから、女性が好きなように作ってみればいいという英断で、今度のラパンは商品企画・デザインなど重要事項の決定には、女性が関わったということをスズキもアピールしていた。女性中心で開発。日本の自動車史上おそらく初めてだったのだが・・・

<販売は低迷>

ラパンは驚く販売台数は記録しないが、モデル末期でも3,000台を維持。古い新しいは関係なし。女性に強く支持されていたことが伺える。しかし、モデルチェンジ後も横ばい。一般的にはこのくらいの車ならデビューから3ヶ月は8,000台くらい届出されていておかしくはない。なのに年末には2,000台にまで落ちてしまった。ラパンユーザーから、魅力なしと言われたに等しい。

<性別を考えることの危うさ>

私は女性だから良くないとは思わないけれど、商品を作る時に性別を意識することは、車に限ってはあまり良い結果をもたらさない気がする。世の中の女性は女性らしさをラパンに求めていたわけではなかったようだ。男性だって乗れるところが良かったと言える。新車で買ってないのかもしれないが、意外とラパンは男性にも人気がある。しかし、新型はちょっと男は乗れない。

<乗ればいいのだが>

新型ラパンは新型アルトに続いてスズキの新しい車台を採用した車。軽快な走りにアルトよりも上質な雰囲気、静粛性、見た目らしいおっとりとした乗り心地など、すごく好感の持てる車なのは間違いない。燃費だっていい。普通に通勤で使えば20.0km/Lをきることはないだろう。

<上級感が物足りない>

軽に上級感というのも変な気がする。けれど、少なくとも先代のラパンはワゴンRよりも高い理由がわかる車だった。車の作りだってしっかりとしていたし、内装の質感だって小型車を凌駕するほどに思えた。特に最終に出たショコラなど、本当にクオリティが高く、このままこれにR06A型エンジンを搭載してくれればそれでいいという満足感もあったほど。しかし、新型は外観もアルトクラスの雰囲気がしてしまうし(特にリヤビュー)、内装も軽らしいものとなってしまっている。これではメカニズムに興味のない女性には響かないのではなかろうか。

<早急な建て直しが必要>

変わり身の早いスズキだから、すでに準備していると思うが、ラパンは早急にコンセプトの建て直しが必要だ。これはこれで残すとしても前後のデザインを変えた四角いタイプを新設定した方がいい。また、内装も男性や大人の女性が乗ってもいいような大人っぽいダーク系のものを用意した方がいいと思う。これではせっかくの女性中心という良い試みも、やっぱりダメだったで終わってしまう。

AKB48 Team 8 ナビ登場

トヨタ純正ナビの一覧を見ていると、なんだこれは?!

突如登場した「AKB48 Team 8 ナビ」はなんと昨日発売したらしい。ただの壁紙程度のことかと思ったら、チーム8のメンバーが音声案内をするらしい。

さらに、お気に入りのメンバーを固定できるだけでなく、日替わりの「日直モード」というものまであるからファン心理を心得たものだ。

収録されている語数は1,740。おそらく37語×47人という意味だろうが、ナビの音声案内に必要な単語はそれほど多くはない。交差点などの合成音声はどのようになっているのか気になるところ。

それにしてもこの機種は最近のT-Connectナビなどと違う。今さらG-BOOK?と思ったところ、どうやら本体は2012年に販売されたNHZD-W62G。型番も変わってなかった。地図は最新データだが、ナビとしては4年前の機種。それにAKB48メンバーの声を入れて再発売とは、古いエンジンにターボを付けて蘇らせるという手法のM-TEU型エンジンを思い出す。

とはいえ、たぶん大量の音声データなどを収録するためには、最近のメモリーナビでは難しく、HDD方式の方が適しているということだろう。最近のナビでHDD方式だったのは、この時代まで戻らないといけないか。当時としては上等モデルのエクセレントナビで価格も20万円以上していたが、今回は魅力を加えて16万円と価格を下げている。

まぁファンにとっては欲しくなるナビだろう。けれど、色あせて見えるのも早そう。メンバーの入れ替わりも激しそうだ。もしも、興味がなくなった頃には普通のナビに戻るモードも用意しておいて欲しい。ちなみに、なんのことやらわからない方のために補足すれば、チーム8はトヨタがスポンサーとなって設立されたAKB48のチームである。各都道府県から代表を1名ずつ選んだ全47人で構成されている。AKB48はファンが会いに行けるアイドルがコンセプトだが、チーム8はファンの町まで「会いに行くアイドル」がコンセプト。

新型プリウスのセールスポイントを擬人化したり、AKB48とコラボしてみたり、最近のトヨタは若い人の文化を知ろうと積極的な様子。失敗してもバッターボックスに立つ人間を評価する会社にしたいという豊田社長。おもしろいことなんでもやってみようぜ!!という雰囲気が出てきた証拠だと思う。トヨタがやるからおもしろい。一瞬私も欲しくなったと白状しておこう。

トヨタがダイハツを完全子会社化へ

スズキとトヨタが何かしら接点を持っているのは十分ありえるという話を書き終えようとした時、Yahoo!のトップに「トヨタ ダイハツ完全子会社化へ」という見出し。間違いなくこのふたつの情報は関係がある。偶然だと考える人はいないだろう。

responseのによると

これからの話ではあるようだが、ダイハツを完全に傘下にするのは軽自動車市場の春が終わりつつあり、軽自動車専業メーカーだけであるよりも、ダイハツの強みである小型車開発で、トヨタとともに取り組んだ方が双方にとってもメリットがあるからかもしれない。

だが、それは正真正銘トヨタの軽自動車ブランドになるということになり、そうなれば最大のライバルであるスズキもトヨタ陣営に加わりやすくなるとも言えそう。もちろん、双方は否定しているが。その上で、スズキともこれから何かやっていけることはないかなぁ程度に模索しているとすれば、トヨタの見ているずっと向こうには軽自動車の廃止もないわけではないと思う。

スズキにとって軽自動車はもちろん重要。でも、どうなるかわからない軽自動車に依存しているのは不安だ。なぜなら、ダイハツと違ってスズキは軽がなくなると一番打撃を受ける。そうしたこともあって、世界規模で小型車に力を入れてきた。独創的なハイブリッドなどがんばっているものの、トヨタから次世代技術が供与されるのは魅力的。インド市場でバレーノから高級路線をスタートさせたが、さらに上を行く車を作るためにはトヨタの経験も欲しいだろう。なぜなら、言うほどバレーノの内装は良くなかったからだ。トヨタとスズキは企業風土や出発点、マツダ同様に地元密着という点で共感しやすいところもあるだろう。トヨタがスズキから欲しいものはさほど多くないかもしれないが、ダイハツとスズキの低価格車開発&生産技術ノウハウを知ることができれば鬼に金棒である。

けれど、スズキと関係を良好にするにはトヨタにとってメリットがある。それは軽自動車の行く末に切り込むことができる。トヨタは折に触れて軽自動車不要論を出している。創業家の豊田社長になってからはそういう声は聞かなくなったものの、ダイハツを事実上吸収して、スズキとも提携関係を持つことを考えているとすれば、軽自動車の段階的な縮小・廃止に向けて長期戦略を持っていると見るのが自然。その上で、自動車業界が真剣に軽の廃止を検討すれば、小型車の減税を政府に要求することもできるかもしれない。小型車の税金が安くなっても、軽より高ければ税収は増加する。軽の税金を上げたい国の思いと合致する。私としては地方の足である軽自動車の安易な廃止や増税には反対しているし、世論の影響なども考えて、トヨタは軽をどうこうしたいなどと軽々しく言わないだろうが、思惑としては十分考えられるのではないか。

ただし、鈴木会長は思い通りに動く人ではない。VWとの提携で慎重にもなっている。この1年くらいで何か具体的な動きがあるとは思えないが、日産にモコの供給をやめたことも実はつながっている? ニュースは全部つながっているというもの。今後もこの件は自動車ファンにとって興味深いもの。どちらにしても、結果的に魅力的な車が出て来るようになった!!と喜びを持てる提携や分岐点になればいい。
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